波の高さ4mの日本海はどれくらい揺れる?新日本海フェリー『けやき』乗船記(小樽〜舞鶴往復)

フェリー旅

冬の日本海、波の高さ4m前後🌊

新日本海フェリー『けやき』に乗船しましたが、

正直……想像以上の揺れでした🫨

フェリーは実際どれくらい揺れるのか?

気になる方も多いのではないでしょうか

この記事では、小樽から舞鶴までの往復、

船内の様子や揺れの体験

リアルにお伝えします。

【出発前】12月の小樽港、冬の日本海で荒れる予感

通常の出航時間は23時30分の予定でしたが、

この日は違いました。

乗船当日の午前10時半頃に

新日本海フェリーから

一通のメールが届きます。

冬型気圧配置の影響により運航に遅れが見込まれます。

小樽港出港は乗船作業終了後予定としており、

舞鶴港到着は 22:15(1 時間遅れ)を見込んでおります。

定刻であれば舞鶴港着は翌21:15ですが、

このメールによると

到着は1時間遅れになるということです。

ちなみに、

この時点で乗船をキャンセルする場合は

「全額返金」してくれます。

ここで大きな問題が発生しました。

到着が遅れると、舞鶴港から三宮へ向かう

最終バス(21時30分発)に乗ることが

できません。

キャンセルするか、荒れる日本海に挑むか

迷った末…

私は舞鶴港から一番近い東舞鶴駅のホテルを

急遽予約しました。

追加でホテルを予約してでも、

この「冬の日本海」を体験したい!

何より新造船「けやき」に

乗船したかったから🚢☆*:.。. 

そのときに宿泊したのが

ホテル アマービレ舞鶴です。

急な予約でしたが、

とても素敵なホテルでした✨

舞鶴港から東舞鶴駅まで徒歩で20分程度

夜は灯りの少ない橋を渡ることになります。

タクシーでは天候と季節によりますが、

1000円前後で移動できます。

そんなわけで小樽築港駅から

最終のバス(21時20分発)に乗って

フェリーターミナルへ!!

バスの片道料金は240円。

10分もかからずターミナルに到着します🚢

新日本海フェリー「けやき」の船内紹介

待つこと数時間。

いよいよ憧れの「けやき」に乗船!

ピカピカの船内と

まるで新築ののような香りに包まれました。

まさに新造船!という感じです。

でも、ここで一言ごめんなさい🙏

正直、今まで幾度となく

フェリーに乗船してきた私ですが

この日の揺れは想像以上でした。

写真撮影すらできる状況ではなく、

大丈夫だろう…なんて思いながら、

写真撮影を後回しにしてしまったのです。

それでも船内はやっぱり豪華!

しかし、この日は

人の気配はほとんどありませんでした。

クリスマスが近かったということもあって、

船内はすっかりクリスマスモード🎄

でも、窓の外は…

真っ暗で荒れ狂う日本海。

このギャップがすごかったです!

いつもは賑やかなキッズルームも、

揺れのせいなのかひっそりしていました。

さすがに波の高さ4メートルで遊ぶのは

至難の業かもしれません(笑)


船前方に位置する吹き抜けのフォワードサロン。

螺旋階段がとてもオシャレで

落ちける空間です。

天気の良い日は海を眺めながら

読書📕なんてのもありでしょう。

が、しかし…この日、

人の姿を見ることはありませんでした。

私もあまりの揺れに耐えきれず

すぐに部屋に撤退です🏃‍♀️💨

そして今回、強く思ったことがひとつ。

フェリーの撮影は、

動き出す前(まだ穏やかなうち)に

撮りきるべし!

という教訓を身をもって学びました。

【本番】波の高さ4mの日本海!リアルな揺れ

※写真は正午に撮影したものです。

乗船して間も無くして、

船内アナウンスが流れました。

「揺れが予想されること」

「歩行時は気をつけてください」

といった内容です。

これまでの経験から

「これは大浴場が閉鎖されるパターンだ」と直感。

揺れが本格化する前に

急いで入浴を済ませました。

これまで酔ったことはないけど…

一応、酔い止めも服用!

さっぱりしたし、あとは寝るだけ!

と思っていたのですが。

実はこの時、少しお腹が空いていました。

今思えば、この「空腹」が

のちに悪影響を及ぼすことになったのです。

そして嫌な予感が的中!

小樽フェリーターミナル到着後に

急遽「客室変更」を変更しました。

実は今回「ツーリストS」を

予約していましたが、

急遽「ステートSツイン」に変更👇👇

※客室の写真出典:新日本海フェリー公式サイト

心置きなく船酔いできる!と思ったからかも。

空きがあれば、差額料金を払うことで

乗船当日でも客室の変更が可能です。

この判断が、のちに自分を救うことになります。

立てない、眠れない、そして…

いざ寝ようと横になりますが、

現実は甘くありませんでした。

音。

船体がミシミシギシギシ

悲鳴をあげます。

そこへ

ドーン!🌊ドカーン!🌊

と波が船底へぶつかる衝撃音。

揺れは、上下左右、予測不能な揺れ。

もはや立っていることすらできないレベル。

さらに夜のフェリーには

独特の怖さがあります。

・個室で誰とも話せない、

・電波もほぼ通じない

・外は真っ暗な日本海

それらすべてが恐怖を助長させます。

結果、激しい揺れに耐え切れず…

リバース🤮

という情けない結末に(笑)

「専用トイレ付の個室」に変更しておいて

本当に本当に良かったと思いました。

それでも不思議なことに夜が明けると、

船内探索に出てみようかな…

なんて気持ちになっているから不思議です。

何より案内所やショップでは

笑顔の乗組員さん達に癒されました。

ゾンビ🧟‍♀️のような私に優しくしてくださり…

本当にありがとうございました。

新日本海フェリー「けやき」船内イベント

あんなに夜通しリバースしていたのに、

朝になると不思議とお腹が空き、

活動する元気も出てきました。

とは言っても「少し活動しては部屋で一休み」の

繰り返しでしたが(笑)

⭐️国内フェリー初!スクリーンルームの感動体験

プロジェクションマッピングを

駆使したイマーシブコンテンツが楽しめます。

なんとも言えない不思議な感覚で、

揺れさえなければ、

ずっとボーッと眺めていたい気分でした。

利用時間:午前9時頃〜

ヨギボーに座ってのんびりくつろげる空間。

13時以降は、

その場が映画を楽しめる場所に変わります。

⭐️船内クイズラリーで景品ゲット!

船内のあちこちに

クイズ(問1〜5)が貼られています。

こんな感じでヒントが

船内のどこかに隠されています。

答えが船内を探せば

見つかるようになっているところに、

運営側の「優しさ」を感じます☺️

無事に全問正解して景品をいただきました!

【余談】ライバルが多い時は、

解答用紙の備考欄に

熱いコメントを書いてみてください。

景品ゲットの確率がグンと上がる…

経験上、そんな気がします。

私はこの日、カレーと🍛

けやきオリジナルスプーン🥄が当たりました!

⭐️感動の瞬間!姉妹船との「行き合い」

午前10時頃には

姉妹船との「行き合い」があります。

お互いに汽笛を鳴らし合う瞬間は、

なんとも言えない感動に包まれます。

しかし、この日は天候不良のため確認できず。

過去に乗船した際、綺麗に見えた時の

写真を載せておきますね(写真は「はまなす」)

その他、スポーツルームやレストラン、

大浴場、オープンデッキなどもあります

ただ、この日は波の影響で

一部が閉鎖されていました。

船酔い対策!波4mを体験してわかったこと

今回の「波の高さ4m」を経験して

身をもって学んだ、

船酔いを最小限に抑えるための

ポイントをまとめました。

酔い止めは「乗船前」に飲む!

酔い止めは、酔ってしまってから服用しても

効果は少ないと言われています。

「揺れるかも」と思ったら、

乗船する30分〜1時間前

服用しておくのが鉄則です!

【耳より情報】

新日本海フェリーさんの売店では、

「酔い止めドロップ」が販売しています。

通常、1日1回しか服用できない酔い止めですが、

酔い止めドロップは1日に6回までOK。

私は、これが自分に合っていて、

お守り代わりにしています。

空腹は絶対NG!

空腹だと胃が収縮し、

かえって吐き気が起こりやすくなります。

とはいえ食べ過ぎや、

気を紛らそうとする飲酒も逆効果。

私はいつも

・ガム

・チョコ

・飴

・ゼリー飲料

を持参するようにしています。

少し血糖値を上昇させることで、

吐き気を和らげる効果が期待できるからです🎵

トイレ付き個室が圧倒的に安心!

直前で「ステートSツイン(個室)」

に変更したのは大正解でした!

激しい揺れの中、

共用トイレまで歩くのは至難の業。

「自分専用のトイレ」

があるという安心感だけで、

精神的にもかなり落ち着きました。

船酔いの原因は「目」と「耳」のズレ

そもそも船酔いは、

・目から入る情報

・耳(三半規管)で感じる揺れ

このズレによって脳が混乱し

パニックを起こすことが原因です。

今回私が4mの荒波で

リバースしてしまった理由はこの3つ

①暗闇で視覚情報が乏しく、脳が混乱した

②空腹だった

③揺れと音に集中してしまった

もし「酔ったな」「酔ってきたな」と思ったら

無理に動かず、

とにかく横になって休む!

を最優先にしましょう。

まとめ:冬の日本海フェリーは「準備」がすべて(波4mを体験して)

往復共に遅延していた今回の船旅。

正直、過酷な「航海」ではありましたが、

乗船したことを

全く「後悔」していません!(笑)

帰り道はしっかりと対策と

心構えができていたおかげで、

同じような揺れでもリバースせず

過ごすことができました。

と言っても、

レストランなどに行く余裕はなく、

食事は部屋で静かに済ませましたが…

⭐️自分の位置と「波」を把握する

私は乗船前に、波の予報を確認できる

「海天気」などのサイトを

チェックしています。

数時間後までの波予報を確認できるので

事前にスクリーンショットを

撮っておくと安心です。

「今が一番揺れそうな時間帯」

「あと数時間で落ち着くはず!」

客観的に把握できるだけで、

精神的なラクさが全然違います!

⭐️あんなに辛かったのに「また乗りたい」

冬の日本海は厳しいですが、

それも含めて忘れられない船旅になります。

でも不思議なことに下船が近づくと

「また乗りたい」と思っている自分がいました。

新造船「けやき」の設備の素晴らしさ。

そして荒天の中でも

笑顔で対応してくださる乗組員さんたちの

優しさと温かさに、

心が癒やされたからだと思います。

次はもっと穏やかな日に

レストランでの食事もリベンジしたい!

そんな不思議な魅力がフェリー旅にはあります。

ぜひ、皆さんも

新日本海フェリーの旅を

楽しんでみてください。